【わら細工・正月飾り・〆縄・米俵・稲穂・山菜】一品一品に願いを込めて、そして心を込めてお作りしています

わら細工・正月飾り・山菜のはしだて
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わら細工

歴史と背景

その昔、米の副産物である「わら」は、私たちの生活に欠かす事の出来ない大切な存在でした。「わら」は集めるのが容易な上、加工が簡単で水にも強く丈夫です。これらの事から「わら」はさまざまな物に形を変え、私たちの生活に深く根ざして行きます。
今で言う"ひも"はその殆どがわらで綯った縄を使い、履物には草履やわらじ、雪国では雪ぐつや深ぐつと言った物を、わらを使って自作して使っていました。この他にも防寒具として"みの"や雨よけ兼日傘として"スゲ笠"、調理用具として"鍋敷き"や"おひつ"、敷物には"むしろ"や"こも"、入れ物として"俵"や"かます"など、数え上げれば限がないほどわらは生活と密着した存在でした。そしてその文化は、いつの日か日用品の枠を越え"芸術品"としての用途を果たし、さらには神聖な場所を清める事にも使われるようになりました。
しかし生活様式の多様化や、ナイロン・ビニールなどの登場により、大量生産が難しい「わら」は徐々にその用途が失われていきました。昔の稲刈りは「わら」を活かす為の刈り取り方法でしたが、近年は「わら」は残す物ではなく粉砕して肥料として田んぼに戻す事で、その役割を果たす事が主流になってきました。そして現在では〆縄・〆飾り等の縁起物をはじめ、わずかな場面でしかその姿を見ることがなくなってきました。

コンセプト

わら細工製造風景
「はしだて」が創造するわら細工は、失われつつある文化と昔から培われてきた技術、そしてその心を、後世に伝えていく事を使命とし、新しいアイデアを加えながら"現代のわら細工"として新らしい物作りを進めています。
これだけ物が溢れ変える時代、だからこそ、近年この「わら」で作られた生活用品が再び注目を集めだしています。それは自然から生まれたものだから感じられる"暖かさ"や"素朴さ"、昔の方の"知恵"から生まれた"使い勝手の良さ" があるからです。また自然から生まれ、再び自然に返るという地球にやさしい"エコロジー"な点も注目されています。
「はしだて」ではその様な自然の材料をふんだんに使い、伝統の技術と心+現代の感覚で、"エコロジー"、そして"使い勝手の良さ"にこだわる「古いけど新しい」そんな商品作りを進めています。

商品紹介

飾り

わら宝船
豊年俵
寿俵
ハサ掛け

実用品

スゲ笠
鍋敷き
ガマぞうり
実用草みの

民芸品

草みの
わらじ
ミニ民芸品
誕生ぞうり

素材

稲穂
青わら
ハサ掛けわら