米俵というと、昔の米を運ぶ為に使われた入れ物として知っている人は多くても、いつ頃からどのように使われたのかを知る人は少ないと思います。実は米俵の起源ははっきりしておらず、古くは弥生時代から、何らかの形でわらを編みお米の運搬に使っていたそうです。
平安時代には米を入れるわらの入れ物が有り、その量や大きさも各地方で決められていたそうです。
しかし形状は今の物とは異なっていたようで、今の米俵の原型が出来たのは鎌倉時代と言われ、形そのものは概ね今のような形だったらしいのですが、大きさや入れる量は一定しておらず、お米を計る事よりも保管や持ち運びの為に使われていたようです。
そして江戸時代に入り、年貢の量が明確に決められ、その目安として米俵を使って収める方法が取られたそうです。しかし依然として米俵に入れる量は全国では一定しておらず、この地方は2斗(1斗は約18ℓ)この地方は3斗等と各地方で決められていたようです。今のように1表が60sと決められるようになったのは、明治時代の末期頃だったそうです。
現在、米俵というと、大昔の物と想像する方も多いと思いますが、実は昭和40年頃まで実際に使われていた地方も多かったようですから、弥生時代からの稲作文化を考えると、ごく最近まで使われていた事になりますね。
現在、米俵というと、大昔の物と想像する方も多いと思いますが、実は昭和40年頃まで実際に使われていた地方も多かったようですから、弥生時代からの稲作文化を考えると、ごく最近まで使われていた事になりますね。
今現在、米俵を使ってお米を貯蔵する人はいなくなりましたが、近年ではお米の象徴としてお店のディスプレーや、五穀豊穣を願う縁起物として米俵を置いている所が増えてきました。
「はしだて」では昔からの1表俵(60s入)から1s入りの俵まで、さまざまな用途でお使い頂けるよう、さまざまな大きさの米俵をご用意致しております。1kg・3kg・5kg用の米俵は側面にフタが付いており(知的所有権出願済)、出し入れが容易に行える他、ご贈答用にお使いの際にも、頂いた方がお米を出してからも使えるよう工夫を凝らして有ります。
昔の技術にアイデアを添えた米俵をどうぞ利用下さい。
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